「今年こそは!」と一念発起してジムに入会したものの、
- 「今日は仕事が忙しくて疲れた…」
- 「急な飲み会が入ったから仕方ない…」
- 「なんだかモチベーションが上がらない…」
気づけば入会から3ヶ月、ジムに行ったのは最初の2回だけ。「シャワー会員」「寄付会員」になっていませんか?
そして、こう思っているかもしれません。

「ああ、また三日坊主だ。自分はなんて意志が弱いんだろう…」
もしそう思っているなら、今すぐその自己嫌悪を捨ててください。
断言します。
あなたのジム通いが続かないのは、あなたの「意志」が弱いからでは絶対にありません。
それはただ、「意志の力」という、人間にとって最も不確実なものに頼ってしまっているからです。
そもそも、なぜ「意志の力」に頼ると100%失敗するのか?
多くの人が勘違いしていますが、「意志力(ウィルパワー)」は無限ではありません。それは有限なリソース(資源)です。
朝起きた時がMAXで、仕事での判断、会議でのストレス、満員電車など、日中のあらゆる活動で消費されていきます。
仕事終わりの「意志力ゼロ」の状態で、「今日ジムに行くか、行かないか」という最も重要な判断をしようとすること自体が、設計ミス(バグ)です。
脳は疲れている時、必ず「現状維持(=行かない)」を選びます。それが人間の本能です。
「頑張るぞ!」という気合や意志力は、
最もアテにならないエネルギーだと知りましょう。
技術1:『判断』をゼロにする「カレンダー・ブロック術」


ビジネスでは常識ですが、「タスク」はカレンダーに登録して初めて「実行」されます。
「ジムに行く」を、「やれたらやるタスク」から「必ず実行するアポイント」に昇格させましょう。
具体的な方法:Googleカレンダーに「アポ」として登録する
- NG例:「今週どこかでジムに行こう」
- OK例:「火曜 19:00〜20:00【重要アポ】ジム」
これは「取引先との会議」と同じです。カレンダーに入っている以上、「行くか行かないか」の判断は発生しません。「どうすればその時間までに仕事を終わらせるか」という思考に切り替わります。
コツ: 最初は「週2回・30分」でも構いません。小さなブロックから確実に実行し、「カレンダー通りに動く」という仕組みを脳に覚えさせましょう。
技術2:行動を『自動化』する「If-Thenプランニング」


「If-Thenプランニング(もしXしたら、Yする)」は、行動経済学で証明された最も強力な習慣化テクニックの一つです。
「X(行動の引き金=トリガー)」と「Y(実行したい行動)」をあらかじめセットで決めておき、判断の隙を与えずに自動で行動を起こさせます。
ビジネスマンのための「If-Then」具体例
- NG例:「家に帰って、元気だったら着替えよう」
- OK例:「もし会社のデスクを離れたら、すぐジムバッグを持ってビルを出る」(家に帰ると意志力が切れるため)
- OK例:「もし朝のアラームが鳴ったら、すぐにプロテインを飲む」(ジムに行く日の朝のルーティン)
- OK例:「もし水曜の定時を迎えたら、すぐにPCをシャットダウンし、ジムに向かう」
あなたの日常の「確定行動」(例:会社を出る、朝起きる)をトリガーに設定することが成功の鍵です。
技術3:『完璧』を捨て『進捗』を可視化する「KPI管理術」


ビジネスで「KPI(重要業績評価指標)」を設定するのと同じです。
ジム通いが続かない人の多くは「完璧主義」です。「今日は1時間みっちりできないから、行くのをやめよう」と考えてしまいます。
最重要KPIを「行くこと」に設定する
あなたの最重要KPIは「ベンチプレスが何kg上がったか」ではありません。「ジムに行った回数」です。
「疲れたから行かない」(0点)は最悪の選択です。
「疲れたから、ジムに行ってストレッチだけして帰る」(50点)は、習慣化においては100点満点の選択です。
なぜなら「ジムに行く」という仕組み(習慣)は途切れていないからです。
(まとめ)意志に頼るな、仕組みを信じろ
ここまで読んで、ジム通いが続かないのは「意志」の問題ではなく「仕組み(設計)」の問題だったとお分かりいただけたかと思います。
- カレンダー・ブロック術で「判断」をなくす。
- If-Thenプランニングで「行動」を自動化する。
- KPI管理術で「完璧」を捨て「継続」を選ぶ。
「仕組み」が一度回り始めれば、ジムに行くことは「歯磨き」や「入浴」と同じレベルの「当たり前」になります。そうなれば、あなたの身体は勝手に変わり始めます。
難しいことではありません。 まずはこの記事を読んだ直後に、あなたのスマホのカレンダーを開いてください。
そして、今週(または来週)の予定に、たった一つでいいので、 「【アポ】ジム 30分」 と登録してみてください。
それが、あなたの人生を変える「仕組み化」の第一歩です。


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